野原のような畑、自然農

菊川の下内田は
なにひとつ遮るものがない、美しい田園風景

柔らかな風が吹くこの地で
柔らかな人に会いました

その人の名は、永田明美さん

永田さんの、小さい頃は
木登りや、野原で遊ぶのが、大好きだったそうで
その時、5感で感じとった感覚が忘れられず
野原のような畑、「自然農」に興味を持ったそうです

永田さんは天才肌の感覚派で
まず、感覚的に自分に合ったものがわかり
その後知識をつけていくタイプ

その結果、辿り着いたのが、
農薬を使わず、畑を一切耕さない
「不耕起、草生栽培」でした

畑にすんでいる生き物たちの力を借りて
その土地が本来持っている力を引き出し
おいしい野菜を育てる永田さんは

「自然に還らないものはできるだけ使いたくない」
ため、支柱1本でさえも天然の竹などを使用しています

「小さな畑ですが、そこに風が吹き、水が流れ、植物や生物、全てが無駄なく循環する空間作りを行っています」

と語る永田さんは
植物たちをよく「かわいい、かわいい」と言います

そして、口癖のように、「幸せだな」と言います

自分のことを日常的に、幸せだという日本人は
すごく少ないので、ハッとしました

私が、フィリピンに住んでいた頃

「Are  you happy?(あなたは幸せですか?)」
とよく聞かれたけれど、

日本ではそんなことを一度も聞かれたことがないことに気がつき

「私たちは、幸せになるために生きているはずなのに
幸せな人間が少ないのはなぜだろう?」

と考えてしまいました

永田さんと話していると
人間の本質についてまで考えさせられるので
本当に不思議な方です

また、永田さんの手法に共感してくれる
カフェやベーカリーなどに作物を納品したり
畑に関わる仲間たちとさまざまな活動をしています

また、永田さんは「アーティスト タロ」としても活躍中で
オリジナルのクレイジーニットのワークショップや
絵画の制作などを展開しています

永田さん主催のワークショップでは、ものづくりだけでなく
「ありのままでいいんだよ」というメッセージや

「お見繕い」をすることで
世界で一つだけの物ができ、愛着が増し
物を大切にする心を伝えたいと言います

また、天然乾燥の天竜杉のカンナクズを使って
つくった座布団の座り心地は最高で

自然に感謝し、使えるものを
使い切る生き方は
とても美しいと思いました



永田さんは

「今あるものを慈しんで、土から生まれるものは
健やかに受け取り、生かし切り
そして、土に還す」

そんな生活を、提案したいそう

座布団の布や、縫い糸も
「好きな色を選んで、考えずに」
と教えてくれました

そうしてできた座布団たちがこちら↓↓

そうやって、感覚に従って生きていくと
気がつかなかった感覚や
忘れていた記憶がふと蘇り

こころのざわつきが治ってくるのを
感じます



その後は、、永田さんの畑で採れた
無農薬野菜が入っている
ハンバーガーをいただきました

こんなに美味しいハンバーグは
食べたことがなかったです(≧∀≦)

ぜんざいも優しい味

なんだか、久しぶりにゆっくりできた気分でした

休みの日でさえ、どこか緊張して暮らしている現代人に
一番必要なのは、こういった時間かもしれませんね

maki